大規模言語モデル(LLM)

解決できる課題

私たちにご依頼いただくことで、以下に示す課題を解決できます。

  1. 自社のビジネスにLLMを活用できるか知りたい
  2. 専門文書(論文、医薬品インタビューフォーム、特許、社内資料など)の情報(テキスト、画像、テーブルなど)を抽出・整理したい
  3. 専門的な内容を取り扱えるように基盤モデルをカスタマイズ(プロンプトエンジニアリング、ファインチューニング、継続事前学習など)したい
  4. 機密情報を扱うため、外部へ情報を渡さないオンプレミスな環境でLLMを利用したい
  5. 自社の情報を元に回答を生成するシステムを作りたい(RAG: Retrieval-Augmented Generationを導入したい)
  6. LLMを利用した研究を実施するために、システム開発周りを任せたい

fukuの特徴

リスクを最小限に抑えてスモールスタート

不確実性の高い案件では段階的にプロジェクトを進めます。フィジビリティスタディとPoCを通じて、低コストかつクイックに実現可能性や業務インパクトを推計します。本格的なシステム開発を進めるかどうかの決定に必要な判断材料を提供いたします。

事前調査やデータ作成からお手伝い

事業領域と技術領域の掛け合わせの調査にお困りの場合は弊社にお任せください。また、データを作成する必要がある場合はアノテーションサーバーのご用意、マニュアル整備のお手伝い、作業者の手配などトータルでサポートできます。

お客様に合わせた柔軟なシステム開発

お客様のご要望に応じて必要なシステムを設計いたします。データベース、APIサーバー、ウェブアプリケーションと、一気通貫でお任せいただけます。一般的なクラウド環境はもちろん、オンプレミスサーバーやスパコンなど特殊な環境にも対応可能です。

アカデミックな実績

私たちがサポートしたプロジェクトは、いくつもの論文や学会発表へと繋がっております。研究費の獲得に大きく貢献したとご評価いただいた事例もございます。

ライフサイエンス領域とテキスト解析の豊富な実績

弊社はLLMが出現する前から、ライフサイエンス領域のテキスト解析を事業の柱としていました。これまで大学法人、国立研究機関、製薬企業など多くのお客様のために調査や開発を実施した実績がございます。

プロジェクトの進め方

調査

調査では先行事例を調べたり、お客様の業務について理解を深めることで、フィジビリティスタディやPoCのゴールを定めます。1~2ヶ月でクイックに完了させることが多く、調査内容をまとめた報告書を納品物として提出します。

進め方としては、始めにキックオフミーティングにて先方の担当者と責任者の方と調査を依頼するに至った背景について明らかにします。可能な範囲で必要な情報(分析の対象とするお客様のデータなど)も共有してもらいます。そしてウェブミーティングで調査進捗を報告し、調査の方向性にズレがないかを確認しながら進めます。

特に重視している点は、最終的にお客様が何を実現したいのかを伺い、そのために適切な調査対象を厳選するということです。

フィジビリティスタディ

フィジビリティスタディでは実際にお客様のデータに対してPoCやシステム開発で利用する手法が有効化を検証します。こちらも1~2ヶ月でクイックに進めることが多く、検証内容をまとめた報告書と生成したファイルを納品物として提出します。

進め方としては、まずキックオフミーティングにて検証する項目および定量的評価が可能であるか、可能な場合はどのような指標を用いるかを決定します。方針が定まるまではお客様の業務フローや対象とするデータについてSlackや週次の報告会で確認しつつ、方針が定まったら隔週で進捗を報告しながら進めます。

PoC

PoCではいよいよお客様に提供するためのプログラムを作成します(フィジビリティスタディでもコードを書きますが、あくまでアドホックな検証用のものに留めています)。PoC以降は事例によって事情が異なりますが、多くのケースでは3~6ヶ月程度の期間で、お客様のお手元でも動かせるようなDockerイメージを納品物として提出します。またソフトウェアの扱いに慣れていないお客様の場合はexeファイルなど、ダブルクリックで操作可能なものを納品することもあります。

進め方としては、まずキックオフミーティングにてプログラムへの入力と出力を決定します。ここまでに調査、フィジビリティスタディを実施していれば要件はかなりクリアになっているのでそれらを参照しながら仕様を決めていきます。始めのうちはSlackや週次の報告会で方向性を確認しつつ、あとは開発に集中するフェーズに入ったら隔週で進捗を報告しながら進めます。

システム開発

システム開発ではお客様のクラウドやオンプレミスのサーバーにPoCにて作成したDockerイメージを組み込んだシステムを構築します。PoC同様、事例によって事情が異なりますが、目安としては6ヶ月以上の開発期間を要することが多いです。

進め方としては、まずキックオフミーティングで背景や課題、実現したいことを伺いながら要件定義を行います。完成した要件定義書をお客様の組織内にて問題ないか、担当者及び責任者の方々にご確認いただきます。またこの時、絶対に遅れてはならないデッドラインがあれば確認しています。仕様変更はシステム開発につきものです。当初の予定を変更することがある場合に、お客様のビジネスや研究に与える影響を把握しながら意思決定をするために案件以外の部分も積極的にお話を伺います。

システム開発で特に重視している点は、何を持って完了とするかは始めにしっかり定義し、定例報告のたびに今回のゴールとマイルストーン、そして現在の進捗度合いを確認することです。特に長期の開発になると、始めから決めていたことなのか後から追加されたものなのか、必ずやるとお約束したことなのかできればやりましょうとお伝えしたものなのか、そういったことがお互いに曖昧になっていきます。週次〜隔週の頻度で行うミーティングでそのような点をはっきりと共有するように心がけています。

お問い合わせ

LLMの活用ならfuku株式会社にご相談ください。まずは打ち合わせを通じてお客様のご要望や条件を伺い、弊社の過去のプロジェクトから近いものをご紹介した上で予算や納期をお見積もりいたします。「困ってはいるけど何をしたらいいかわからない」という段階でもお気軽にご相談ください。


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